こんにちは。広報部の大井です。
最近では日も短くなって、風も涼しくなり、すっかり夏の雰囲気は鳴りを潜めてきましたね。
もうしばらくすると、木の葉も色づき始め、夏とはまた違った景色を楽しめるようになります。
そんな秋が本格的に始まった中、夏休みの思い出を書くようにと我らが部長様から御達しがありました。
せっかくなので、前回の私の記事(試験 ⇒ 夏休み - 和敬塾 新南寮ブログ)
で中途半端に取り上げた仙台、山形の旅について書きたいと思います。
事の発端は、私が山形の温泉地、「銀山温泉」を偶然知ったことです。
大正レトロな温泉街の雰囲気を一度感じてみたく、出費を最小限に抑えつつどうにかしてたどり着けないか考えた結果至ったのは、「鈍行で移動して、仙台の大学に行った友達に泊めてもらえば良いじゃないか」という結論でした。
そして、私とその友人と高校時代同じ部活に所属していたY君を誘い、久しぶりに集まろうじゃないか、ということになり、急遽仙台行き(東京から300km=76里)が決定したのです。
ということで、朝の7時に和敬を出発。
先に述べたように、青春18きっぷを使った鈍行乗り継ぎ旅なので、この日は一日中移動です。
徐々に田舎になっていく車窓を眺めつつ、大宮で乗り換え、東北本線へ。
乗り換えるたびに車両数が減っていき、一番少なくて2両編成に。
ところで、皆さんはどのような風景に夏を感じますか?
僕は上の写真のような、田んぼの緑と空の青が同時に見える風景です。
遠くへ来たんだなぁと感じつつ、郡山で喜多方ラーメンを食べ、
夕方4時過ぎにようやく仙台に。
この後、高校時代の友人と合流し、仙台名物の牛タンを食べました。
宿代がわりに友人に牛タンを奢り、1日目終了。
この後明日の予定を考えたのですが、ここに来て鈍行で行くよりもレンタカーを借りて山を超えたほうが早いことが判明。急遽レンタカーを予約し、車で行くことに。
二人で山道を乗り越え、二時間かけて目的地へ。
晴天にも恵まれ、良い観光ができました。
温泉も気持ちよく、露天風呂に30分以上浸かっていました。
この写真で伝わるかどうかわかりませんが、建物がどれも雰囲気があり、ここだけタイムスリップしたような印象を受けました。
これで今回の旅の目的は達成です!
この後は再び車を運転し、友人宅へ。
翌日朝8時の電車で仙台を発ち、東京へ。
七時間の道程をクリアし、和敬に戻ってきたのが夕方の5時過ぎ。
なかなかにハードな旅でした。
お金はないが時間だけはある学生ならではの体験ができました。
でも、次に仙台に行くときは、新幹線を使いたいです。
文責 大井