和敬塾 新南寮ブログ

2019年4月より和敬塾南寮、乾寮、巽寮の3寮が合併します。3寮の個性を融合させた新南寮での日常を発信していきます。

試験 ⇒ 夏休み

 

こんにちは!

広報部の大井です!

 

7月も最終週を迎え、全国の小学校や中学校、高校は続々と夏休みに突入している頃でしょう。長かった梅雨もようやく明け、全国各地で気温が一気に上がり、本格的に夏が始まったと感じる方も多いのではないでしょうか?

 

そんな中、我々大学生は、7月後半から8月の頭にかけて期末試験という一大イベントを抱えています。受講している講義の成績に多大なる影響を与えるこのイベントをクリアするために、ここ和敬塾でも、様々な分野を専攻する学生が、必死になって試験の対策に励んでいます。

 

かくいう私も、今月25日まで試験があり、その対策に追われる日々を送っておりました。

 

以前私が書いた、「新南寮の勉強事情 - 和敬塾 新南寮ブログ」の記事を読んでいただければわかるのですが、私の部屋には、「テスト勉強に集中したいけれど、自分の部屋では勉強できない」という人たちが勉強場所を求めてやってきます。

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勉強に行き詰まると独り言をつぶやいたり、人に意見を聞いたりすることが当然のように行われるので、哲学の話や記号論の話が綯い交ぜになって展開されるという、面白い風景を見ることもできます。

こんなふうに、自分の専攻とは異なる分野の内容に触れて刺激を得られるのも、様々な学生が集う和敬塾の良さですよね!

 

さて、上の写真でチェックのシャツを着ていて、下の写真で部屋の主である僕よりもくつろいでいるY君は、実は僕と付き合いが長く、小学校以来の腐れ縁なのです。

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7月25日までに一足早く試験を終えた僕とY君は、26日から3日間、東北にいる高校の友達を訪ねながら、山形にある銀山温泉まで旅をしてきました。

 

大学生といえば、信じられないくらい長い夏季休暇を与えられている人が多いのですが、我々もその類に漏れません。

しかし、学生の身分であるがゆえに、金銭的な余裕はありません。

 

そんな、お金はないけど時間だけはある我々が選んだ移動手段は、全国のJR線の普通列車・快速列車に乗り放題になる、青春18切符でした。

早い話、1日2000円余で、鈍行が乗り放題になるわけです。

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さて、鈍行を乗り継ぐと東京から仙台まで、8時間弱ほどかかります。

和敬を朝7:40に出て、郡山で喜多方ラーメンを食べて、

仙台に着いたのが16:30ごろ。

なかなかの強行軍でした。

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この後、高校の同級生と合流するのですが、これ以降の話は和敬塾が関係なくなってしまうので、最終目的地である銀山温泉の写真を挙げるだけにしておきます。

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長々と書いてきましたが、このように和敬塾では、学問的な刺激以外にも、今回のような頭のおかしいスケジュールの旅行に付き合ってくれる友人の存在もあり、非日常的な体験が経験できる機会が多いと思います。

 

学問的な面においても、私生活面においても、学生という時期にしか経験できないことをやろうとした時に、その一助となってくれる環境が身近にあるというのは、恵まれたことなのだな、と改めて感じた1週間でした。

 

文責 大井