みなさんこんにちは。
実家の宮城県に帰省中の1年の太宰です。
こんな時にブログを任せられても和敬のことに書ける能力は僕には備わってないので、帰省中の出来事でも綴ってみようと思います。
2022.3.11.
東日本大震災から11年となった日。
私は高校時代の友達との旅行の帰りに津波で被災した宮城県東松島市に向かいました。
津波にあった当時の姿のまま震災遺構として保存されている施設です。
東松島市の野蒜地区では10.35メートルの津波が襲い、東松島市全体では1110人の方々が犠牲となりました。
私の住んでいる栗原市は津波はなかったものの、最大震度7を観測し、当時小学生2年生でしたが記憶は鮮明に残っています。
電気・水道が止まり、道路は路盤の崩壊や倒壊した家屋で走行できるような状況では有りませんでした。
あれから11年。
被災地は確実に復興しています。
この震災の教訓が後世に伝わり、防災・減災につながる願いと、亡くなった方への追悼の意を込めて、14時46分に黙祷をしました。
こんなにも美しい海が多くの人を飲み込み、家屋を押し流し、生活を一変させてしまうとはとても考えられません。
しかし、それは海がある以上起こりうることであり、向き合わなくてはなりません。
東京でも首都直下地震の発生が予見されています。
大正時代の関東大震災では津波が発生し多くの犠牲者が出ています。
地震が起きた時に頭上に何か落ちてこないか?
本棚は固定されているか?
避難経路は確保されているのか?
水・食料はあるか?
そういう、一つ一つの積み重ねが防災につながります。
もう一度自分の部屋を見回して、危ない箇所があれば改善しましょう。
災害は待ってはくれません。
↑ 庭に咲いてる福寿草
PS(更新:2022.3.17.)
昨日3月16日深夜に福島県沖を震源とするM.7.3の地震がありました。
私の地元では震度6強を観測し、部屋の中はぐちゃぐちゃに、
本棚からは本が落ち、仏壇や冷蔵庫なども移動しました。
これらのことから分かるように、地震はいつ何時起こるかわかりません。
もし寝ている時に地震が起きて自分の上に物が落ちてきたらどうするか、今一度、対策を考えるいい機会だったと思います。
東京では停電等も発生したようです。
懐中電灯は枕元に置いておくなど、今できることをやっていきましょう。
文責:太宰